ALS発症前後にしてきた施術4(乳歯幹細胞由来培養上清液等)

 乳歯幹細胞由来培養上清液の点滴によって、ALS患者の方が良くなったという記事を読んだので、やってみようと思った。パソコンで調べた所、割と近くで取り扱っている美容クリニックがあったので、行ってみた。先生は先進的な面白い方で、世界で初めて乳歯幹細胞由来培養上清でALS患者の治療を行った名古屋大学の上田教授の知り合いらしい。乳歯幹細胞由来培養上清液を400ml点滴すれば、理論的に、ALSは治ると言われたので、4回に分けてしてみることにした。

 

 その頃は、CS60も週1回のペースでしていて、症状が進みそうになってはまた良くなるという一進一退を繰り返していたので、乳歯幹細胞由来培養上清液の効果はあまりわからなかった。先生はそれ以外にもパーキンソン病に効くというグルタチオン点滴もALSにいいということで、サービスでしてくださっていた。一時期すごく調子がよくなって、夫にリバーサルが起こったかのように見えた時があった。ベッドから起き上がれなくなったのが、起きあがれるようになったり、呼吸機能が少し落ちたのが、翌月にはまた元に戻ったりしたのだ。これは、点滴の効果があったのだと思っている。

 

 ただ、その後、かかりつけの医師にだしてもらった漢方薬のためか、過活動膀胱になり、すごい頻尿で夜に5.6回トイレに行くようになったのに、起き上がれなくて家族を呼ぶような時期が1ケ月位あり、夫は仕事もあったので、体調も精神状態もかなり悪くなってしまった。それで、ケアマネージャーに相談して、マッサージ型のベッドをもってきてもらい、起きあがれるようになったのと、漢方薬をやめて、過活動膀胱の薬を出してもらった所、頻尿がだいぶましになり、また夫は心身共に安定してきた。400mlの点滴が終わり、乳歯幹細胞由来培養上清液の点鼻薬も毎日のようにしているが、今一つ効果がよくわからなかったので、先生に相談した所、乳歯幹細胞由来培養上清液の点滴を追加で200mlすることになった。他の療法と相乗効果で、リバーサルがおきればいいと思っている。